住まいのリフォームを考える時、多くのお客様がこう思われています。ベテランの大工さんにお願いすれば、きれいに仕上げてくれる。
実は、ここに思わぬ罠が潜んでいるのをご存じでしょうか。
題して、今回のリフォームあるある事件簿は、マンションの直貼りフローリングの仕上がりが今一つきれいでないの巻です。
事件現場はマンションの床(直貼りフローリング)
今回の大工さんをリフォーム担当者は以前から知ってはいましたが、直貼りフローリングをお願いするのは初めてでした。現場で大工さんと打ち合わせをして、お願いしますの言葉とともに現場を後にしました。
通常は、大工さんが床を施工しながら新しい床の養生していきますので、リフォーム担当者が、床仕上がりの途中経過を見ることは、あまりありません。

大工さんの工事が終わり、次の壁紙の工事に入ります。この時点では、リフォーム担当者もその床の仕上がりについて何も気にしていませんでした。
事件の発覚(床があまりきれいでない)
壁紙の工事も終わり、最後の掃除の為に床の養生を外していきます。
そのときにはじめて床の汚れに気が付きました。(下の画像ほど汚いことはありませんが...)

しかも床の汚れ(床材を貼るための接着剤がついたものです。)は、一部分にとどまらず全体にてんてんとついていました。ものすごいよごれではありませんが、かなり気になるレベルのものです。
この時、リフォーム担当者は、なんともいえない微妙なためいきまじりの感情になったのでした。
また、悪いことに、このフローリングについている接着剤の汚れがなかなかきれいに落ちないのです。
床がきれいでなかった理由
今回の直貼りフローリングの仕上がりがきれいでなかったのは、大工さんがこの直貼りフローリングの施工に慣れていないことと、施工に慣れた人との接着剤に対する気遣いの差にありました。
あまり慣れていない作業が原因のひとつ
リフォーム工事以外では、大工さんがマンションの直貼りフローリングを張ること自体が実際にはめったになく、作業自体になれていないことと、使う接着剤がべたっとしていてくっつきやすく、ついたらすぐに拭かないと取れづらいのが原因です。
特に作業をする時間がない中で慣れていない人がこの直貼りフローリングの作業を行った場合、接着剤の汚れが目立つ可能性がかなり高まります。
今回の注意ポイント
大工さんによっては、作業の得て、不得手があります。とくにマンションの直貼りフローリングは注意が必要な作業のひとつです。(きれいに貼る大工さんが普通におられるのも事実ですが、大工さんによって差が大きい分野のひとつです。)
床の工事に関しては、床の工事を専門に行っている職人さんもいます。おおむね専門にやられている方のほうがきれいなことが多いです。
もし、ご自宅のリフォームでマンションの直貼りフローリングの工事があるのでしたら、事前にリフォーム担当者に直貼りフローリングになれた職人さんかどうかを聞いておくと、実際に施工する職人さんの雰囲気がわかりやすくなります。
まとめ
リフォーム会社は、通常多くの大工さんに工事を頼んでいます。たまたま、リフォーム担当者にとって今回が初めての大工さんの場合もあります。
大工さんによっては直貼りフローリングが得意でない方もいますので、気になる方は、リフォーム工事が始まる前にどんな方が来られるかリフォーム担当者に聞いておくといいのではないでしょうか。
また、話は変わりますが、無垢のフローリングの施工についても、選ぶ床材によっては経験が大きくものをいいますので注意が必要です。

