「あれ?便座の付け根が割れたら、ウォシュレットのおしり洗浄機能が動かない!」
電源は入るのに、肝心のおしり洗浄機能が反応しない…。
今回は、実際にTOTOのウォシュレットで便座の付け根が割れてしまい、ウォシュレットが使えなくなった事例を元に、その原因と対処法をご紹介します。

便座の付け根が割れると、なぜウォシュレットが使えなくなるの?
実は、TOTOのウォシュレットには「着座センサー」という安全装置が内蔵されています。
これは、便座に人が座っていることを感知して、はじめてウォシュレットが作動するように設計されているものです。
もし便座に誰も座っていない状態でウォシュレットが作動してしまったら、水が飛び散って大変なことになりますよね。それを防ぐための重要なセンサーなのです。
そして、この着座センサーは、便座の付け根の動きに連動しているため、便座の付け根が割れてしまうと、センサーが着座していないと判断して、安全にためにおしり洗浄が動かなくなります。

「便座の交換」でウォシュレットも動くようになりました
付け根が割れた便座を交換するために、TOTOのメンテナンスサービスに依頼し、有償で便座を新しいものに交換することで無事にウォシュレットが使えるようになりました。着座センサーが正常に働くようになったためです。
一度はメーカーメンテナンスに相談を
ウォシュレットに限らず最近の設備機器は、修理するのが難しい場合や、修理自体にかなり費用がかかるといった印象があり、それなら交換してしまおうかと考えることも多いかと思いますが、一度は、メーカーメンテナンスに相談してみると、案外簡単に直ることがあるのではないかと感じました。
オンリーネスト株式会社 神奈川県横浜市西区みなとみらい4-4-2 担当 須田
