トイレの給水管で、蛇腹(じゃばら)状になった金属製のピカピカした管を見かけることはありませんか。これは、「フレキ管」と呼ばれる給水用の管です。

自由につなぎ込みの角度を変えられるため、リフォームの現場でもよくつかわれる便利な部材なのですが...
実は、案外漏水トラブルが多い部材でもあることをご存じでしょうか。
今回は、知っておいていただきたいフレキ管の性質とリフォーム時に注意すべきポイントについてです。
そもそもフレキ管はどんなもの
フレキ管は、ステンレス製であることが多く。ある程度自由に曲げることが可能なため、狭い場所でも配管と機器などとの接続が割と簡単にできるのが最大のメリットです。そのため、目に見える場所(露出部)の機器との接続には、欠かせない存在になっています。

なぜ?案外漏れやすいと言われる理由
パッキンの劣化
フレキ管そのものは金属ですが、接続する止水部分には、パッキンが挟まれています。このパッキンの劣化により漏水につながる可能性があります。
無理な施工による接続面のずれ
いくら曲げやすいと言っても、接続する距離が短い場合などは、最初から少し無理をして接続されている場合があります。この場合、ちょっとした衝撃などで漏水する可能性があります。
※フレキ管を隠蔽部に使用するのはお勧めできません
隠蔽部にフレキ管をお勧めしない理由は、パッキン交換のメンテナンスが出来なくなることが理由です。
基本的に、目に見える場所で使用するのが鉄則の部材です。
リフォーム時の注意ポイント
もし、リフォーム時に隠蔽部などでこのフレキ管が使われているのを見かけた場合には、リフォーム会社に問題がないか問い合わせておくといいかと思います。もともとフレキ配管が隠蔽部に使われていることもありますので注意が必要です。
まとめ、適材適所で安全な水回りを
フレキ管は、決して悪い材料ではなく、見える場所でいつでも直せるようにして使うのであれば、これほど便利なものはありません。
ですが、フレキ管はどこにでも使って安心とゆうものではありませんので、リフォームの際は隠蔽部分にフレキ管が使われていないかに注意してみてください。フレキ管を使ったからといってすぐに漏れるわけではありませんが、その後の隠蔽部での漏水リスクの可能性を減らすためと考えていただければと思います。

