光熱費を削減して環境にも優しい住まいへ

エコな住まいにするためのアイデアについてになります。

1.すまいを高気密・高断熱にして光熱費を削減する

住まいを高気密・高断熱にすることで光熱費を抑えることができます。

リフォームで一部屋だけの断熱工事や内窓の設置を行って光熱費を削減

リフォームでは、家すべてを高気密・高断熱にするには、かなりの費用が掛かるため、日常で一番過ごす時間が多い場所から考えてみても良いかもしれません。

内窓の設置は、費用対効果の高いエコな住まいへの対策の一つです。

2.窓の日射対策を行って光熱費を削減

すだれやグリーンによる日よけを行って光熱費を削減

窓の夏の日射対策は、すだれなど外につけるものが同じものを窓の内側につけるより3倍の効果があります。グリーンによる日よけも効果的です。

窓の夏の日射対策は、すだれなど外につけるものが同じものを窓の内側につけるより3倍の効果があります。この効果で光熱費を削減。
すだれ
窓の日射対策、グリーンによる日よけを行って光熱費を削減。
グリーンによる日よけ

日射対策で、エアコンの光熱費を減らすことに効果が見込めます。

冬に関しては、南側の窓から太陽からの熱を日中取り込むことを考えます。

3.屋根に遮熱塗装をして光熱費を削減

遮熱塗料で熱を反射、屋根下の暑さを軽減

戸建ての2階部分で夏場の暑さが気になる場合は、リフォームの屋根塗装の時に、遮熱タイプの塗装を検討するのも一つのアイデアかと思います。

4.風の通り道を意識した窓の配置で光熱費を削減

エアコンを使わずに通風で涼しい環境へ

風が入る窓と出る窓を意識的に配置して、部屋の中に風が通るようにします。自然な空気の流れで熱さを軽減してくれます。

窓を設置する場所については、風向きを考えて、入り口と出口をできるだけ距離をとるように考えます。窓の高さの高低差を利用することも考えます。

5.シャワーヘッドを通常の物から節水タイプに交換して水道代・光熱費を削減

お湯の使う量を減らせる節水タイプのシャワーヘッド

お湯の使う量を減らせる節水タイプのシャワーヘッド TOTO コンフォートウェーブ 節水約35%
TOTO参照

シャワーヘッドを通常の物から、節水型に交換すると2~3割使う水やお湯の量を減らす効果が期待できます。簡単にできる効果的なアイデアです。使う人数が多ければ多いほど効果的です。

6.風呂の残り湯を洗濯に活用して水道代を削減

洗濯水道水の節約

ふろの残り湯を洗濯に使うことで水道の使用量を減らすことができます。

ホースを壁に埋め込んで、お風呂と一緒に設置するシステムも販売されています。

TOTO ノコリ~ユECO 手間をかけずにお風呂の残り湯を洗濯に利用

TOTO ノコリ~ユECO 手間をかけずにお風呂の残り湯を洗濯に利用して水道代の削減
TOTO

7.省エネを意識した設備機器を使って光熱費を削減

省エネ設備や省エネ家電で消費電力を少なくして光熱費を削減

通常の照明器具をLEDに交換したり、省エネタイプの冷蔵庫やエアコンに交換することをで光熱費を軽減することが可能です。

家電の買い替えでは、既存の家電から買い替えた場合にどのくらい光熱費が変わるかシュミレーションしてくれる環境省のしんきゅうさんとゆうWEBサイトが参考になります。

環境省しんきゅうさん:https://ondankataisaku.env.go.jp/shinkyusan/

ここ10年では、冷蔵庫の省エネが一番家電の中で改善されているようです。

8.太陽光発電+蓄電池を利用して電気を自給自足して光熱費を削減

自分の家の発電だけで電気を自給自足できる可能性

昼間は発電した電気を使い、余剰電力は蓄電池にためて、夜や早朝に蓄電池の電気を使用して、買う電力の量を減らすことができます。条件が整えば自給自足も可能になります。

太陽光発電+蓄電池を利用して電気を自給自足して光熱費を削減
オムロン資料参照

また、災害時や停電時でも蓄電池があれば、一定時間であれば電気が使えます。

電気自動車も普及し始めており、電気自動車とも合わせたシステムが出てきています。

蓄電池を設置する場合の注意事項

蓄電池は容量によってためて使える電気量が異なります。容量が大きいものほど値段は高くなります。

蓄電池は、充放電回数に寿命があります。寿命を超えると蓄電容量は徐々に減っていきます。メーカーによって保証期間や充放電サイクル回数に違いがあります。

蓄電池には設置スペースが必要となります。高温になりすぎず結露しない場所が理想です。

外壁や屋根のリフォーム時には、太陽光発電と蓄電池を検討するのも良いかもしれません。

9.雨水貯留タンクを設置して水道代を節約

普段の花壇や植物の水やりに雨水貯留タンクの水を利用

雨どいに接続し、雨水をためて外回りで使用する水として使うタンクです。

設置することで、日常の植物などの水やりに使用すれば、水道の使用量を少なくすることができます。

雨水貯留タンクを設置して水道代を節約 雨音くん 雨水貯留タンクを災害時の飲料水以外に使用
タキロン

雨水貯留タンクを災害時の飲料水以外に使用

災害時にも飲料水以外に使用することが可能となります。

デメリットとしては、設置場所が限定されてかなり場所を取られることがあります。

設置に関して補助金が出る場合がありますので、各自治体に確認していただければと思います。

まとめ

エコな住まいにすることが長い目で見ると、光熱費などに対する費用対効果も高く、健康で快適な住まいの第一歩の様にも感じられます。

すまいに関するお悩みがございましたら、現地調査・お見積りは無料で行っておりますのでお気軽にご連絡ください。

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