今回の工事では、天井のジプトーンにシミができたため、その部分の貼り替え工事を行いました。

また、同時になぜ、シミができたのかを探ることも必要でした。

施工前状況

天井のジプトーンにシミができていました。
天井のジプトーンにシミができていました。

実は、一年前にもお伺いして状況を見させていただいていましたが、外回りの改修工事を考えているとのことで、とりあえずそのままとなりました。

シミの大きさについては、一年前の写真との比較で、それ以降にシミの大きさは広がっていないように感じました。

シミができた部分の共通点

天井にシミができた部分(2か所)の共通点としましては、その部分の天井内に住戸の排気ダクトの出口があることでした。

天井のシミの部分には、排気ダクトがありました。
天井のシミの部分には、排気ダクトがありました。

出口の塩ビ管の勾配を確認

排気出口の塩ビ配管の勾配を水平器で確認してみました。逆勾配に少しなっていました。

ダクトと出口の塩ビパイプをつなげているテープを外して、塩ビパイプの勾配を見てみると少し逆勾配になっているのがわかりました。

理想としては、少し外のほうが下がり気味になりたいところですが、逆に外のほうが少し手前よりも高くなっていました。

はっきりとは言い切れませんが、この逆勾配がシミの原因になった可能性を感じました。

今回は、外側の出口が固定されており、また、内部では、塩ビパイプの上に鉄骨の梁があり、勾配を改善する余裕がありませんでした。

ダクトテープの巻きなおし

今回の工事では、塩ビパイプとアルミダクトをつないでいる既存のテープをはがして、新しいテープを巻きなおすことにしました。

既存のテープをはがすときに感じたことは、通常よりもしっかりと何重にもテープが巻かれていることでした。

このことから、当初より、この逆勾配の懸念には気づいていたが、やり直すまでは、と判断して、しっかりと通常よりもテープ巻きを行ったのではないかと感じられました。

テープの巻きなおし完了

ダクトのつなぎ部分のテープを巻きなおしました。

通常よりも、ダクトの上までテープを巻くことによって、つなぎ目に水がたまっても、ここから漏れがないようにすることにしました。

この後、あたらしい天井材を部分的に貼り替えて作業を完了としました。

部分的に天井のジプトーンを貼り替えました。

今回は、はっきりとした原因を発見することが出来ず残念でしたが、可能性のひとつは、見つけられたように感じました。

以上となります。