お客様と一緒にカタログを見ながら、照明器具を選ぶとき「このブラケット照明よさそうですね」など、盛り上がる時間は楽しいものです。

しかし、ここに確認を忘れがちな罠が潜んでいます。

今回の事件簿は、「照明器具をいざ取り付けてみたら思ったより大きい(または小さい)の巻です。」

事件の発覚は、工事の終盤

カタログを見てこれがよさそうと事前に選んでいた照明器具。

リフォーム工事も終盤にかかり、照明器具の取り付けになりました。取り付ける照明器具を職人さんが箱から出した瞬間、職人さんとリフォーム担当者の目が合いました。

職人さん側は、ここにつけられるかなの心配な表情、リフォーム担当者には、思ったより大きいな、との思いがよぎりました。

何とか所定の場所に照明はつきましたが、何とも言えない違和感を感じた担当者でした。そこにお客様が来られてすぐに担当者と目が合いました。

お客様は、すぐに照明が思ったより大きいわねと一言。同じ感覚をお客様もすぐ感じたのでした。

違和感の原因は、まわりの空間に対して照明器具が大きすぎる事でした。

違和感の原因は、まわりの空間に対して照明器具が大きすぎる

少し無言になり、肩を落とすリフォーム担当者の姿がそこにありました。

次は、照明が小さすぎる事件発生を回避の巻

事前の打ち合わせで、玄関にシンプルな丸いブラケット照明を選んでいました。

照明器具を選んでから少し後になって、お客様より電話がありました。

玄関の照明器具小さすぎないかしら。担当者が慌ててサイズを確認します。

カタログに書いてある寸法から商品サイズを想像して実際に取り付ける場所をイメージすると、思ったより照明が小さすぎる感じがすぐにイメージ出来ました。

空間に対して照明器具が小さい感じがする。

再度、お客様と打ち合わせを行い一回り大きい照明器具に選び直しました。

お客様の一言で、このときは照明器具が小さすぎる罠を回避することが出来ました。

なぜこのようなことが起こるのか。

カタログの照明器具には、比較対象がない場合も多くあります。色や形だけで選んでしまい大きさについてのイメージが欠けてしまっていることが原因です。

照明器具の大きさのミスを回避する方法やポイント

紙などで照明器具のだいたいの大きさを切り抜いて、実際に取り付けたい場所につけてみます。意外と大きいとか、小さいとかが一目瞭然になります。場合によっては、照明器具をつける高さや場所も少し移動したほうがいいかなども、わかりやすくなります。

ペンダントライトなどのつり下げ型の照明器具は、下にある家具とのバランスが気になる場合もあります。家具も新しくする場合などは、特に注意してイメージする必要があります。

また、吊り下げ式の照明はコードの長さにも注意が必要です。天井が低いためにあまりにもコードが短くなる場合などは、照明器具のバランスがおかしく感じられることがあります。また、照明器具が目線に近づくことで思いのほか大きく感じてしまうことにも注意が必要です。

まとめ、照明選びは照明の実際のサイズと空間全体をイメージして決めましょう。

照明器具は、単に部屋を明るくする道具ではなく、インテリアの主役や名脇役になる存在です。

カタログの見た目だけではなく、大きさにも注意を払って照明器具を選ぶと、思ったより大きいや小さいなどの失敗がすくなくなります。