今回は、キッチンの床で床鳴りがするので見てほしいとのことで、現地にお伺いしました。
現地確認
お伺いして、床鳴りがする場所を伺ってから、さっそくその床を歩いてみました。歩いてみるとあまり音はしませんでした。
普段もこんな感じですかとお伺いすると、普段は、もっと大きな音がしているとのことでした。
それでも、床鳴りは確かにあって音がしないわけではありませんでした。
また、床を踏んで動きの大きさを見ると、コンロの前の部分のあたりが一番床の動きが大きい場所でした。
事の発端について
今までの経緯をお客様にお伺いすると、約3年ほど前にキッチンの収納をつけたところ床鳴りがし始めたとのことでした。そのため、キッチンの収納を設置してもらったところに床鳴りを直してもらったそうです。そのときに、収納の下部分の床に穴をあけて、そこから床を補強したとのことでした。

それでいったんは、床鳴りがおさまったそうですが、少したって再発したそうです。
穴から床下を覗いてみました。
その当時の穴には、その当時切った板材がそのままでビス留めされていました。そのビスを外して、蓋を取り、床下の内部を見てみました。今回はマンションの為、床下にもぐることはできないので、覗き込んで床下を見てみました。
床の動きが大きい部分には、支えがない。
ちょうどキッチンのコンロの前あたりの床がたわみやすかったのですが、床下を見てみるとちょうどそのあたりに床をささえるものがありませんでした。

このあたりに支えがないことで、床が他の部分より動きが大きくなることが原因で床鳴りにつながっているのではないかと感じました。(原因のひとつとしてです。)
また、これは推測にはなりますが、収納下の部分から床下を補強したことでその部分の床は強くなったのですが、その先については強くなったわけではないのでそのギャップが大きくなったことも原因のひとつかもしれません。(これは推測になります。)
今回のご提案内容
床鳴りは、基本的には床が動いてその動きによって何かがこすれることで音が発生します。
ですので床の動きを小さくするために、既存の床の支えがない部分に、穴をあけてそこから床の補強を行うご提案を考えました。
床の補強を行って現在動きが大きい部分の動きを小さくするのが狙いです。
また開けた穴については、そのまま点検口とする案と塞いでキッチン床の仕上げ材を貼りかえる2つのパターンでお見積りを出すことにしました。
点検口にする利点は、また床鳴りが発生したときに床下部分を確認することが可能なことです。デメリットは、床下点検口をつけることでその部分から空気が引っ張られる可能性があることです。
結果は、一時様子を見ることになりました。
今回、私がお伺いした後にあまり床鳴りがしなくなったそうです。なぜ鳴らなくなったかの原因は、不明ですがとりあえずこのまま工事はしないことになりました。
不思議なことですが、お伺いして床鳴りがしないことがわりとあります。

