今回は、室内扉が床に擦って動きが悪くなった場合に、扉の下をカットして動きを改善する方法についてです。
作業の流れについて
カットしても問題ないかの事前確認
既存の扉がカット可能かどうかを事前に確認します。カットすることで、扉自体が弱くなってしまう場合、またカットすることが難しい形状のもの(明り取りが端部まであるものなど)については、カットで直すことが難しいです。
床に擦っている具合を確認する
カットが可能と判断できたならば、最初にどのくらいのカットが必要か、扉が床に当たっている様子から判断します。強く当たっている場合には少しカットの寸法を大きくします。

扉の取り外し(一人での作業は危険です。)
次に、既存の扉を枠から外します。開いておいて上に持ち上げて外すか、丁番のビスを抜いて外します。扉は案外大きくて重いことが多いので、一人での作業は危険が伴います。基本的には、この作業が危ないため、プロに任せることが多くなります。
扉を外したら、カットする場所に持っていきます。カットする場所は、事前に確保しておきます。(カットする扉をおく台などがないと切りずらいです。)
扉のカットする部分に養生テープ
扉のカットする部分に、養生テープを貼っておきます。テープを貼っておくことで切り口の近くの表面材がはがれずらくなるようにしておきます。
扉の下部分をカット
電動丸鋸か手ノコで、扉の下部分をカットしていきます。(このとき電動丸鋸に慣れていない場合は、特に注意が必要です。)

カットが終わったら、カットした部分をサンドペーパなどで少しこすっておきます。こすっておくことで扉の表面がめくれたりしにくくなります。
扉の再設置(一人での作業は危険です。)
カットが終わったら、再度扉を枠に取り付けます。この時も一人での作業は危険が伴います。
扉をカットして直すメリット
カットする寸法が調整できることで、床に擦らない状態を長く保つことが可能です。
扉の下をカットする為、扉自体の見た目の変化が少なくて済みます。
あまりに扉の傾きが大きい場合には
枠ごとかなり傾いている場合などは、枠ごと新しい建具に交換することをお勧めします。
建具をカットするだけでは、不具合が直らない可能性が高くなるのが理由です。
まとめ
リフォームの現場では、扉をカットして直すこともよくあります。大工さんが入るような工事であれば、一緒にやってもらうのが一番おすすめです。


