お客様より、木製の目隠しフェンスが、劣化していて危ないので、新しいものに交換したいとのお見積り依頼があり、現地調査にお伺いしました。

お伺いして、離れたとこらから見ると、一見特に問題ないように見られましたが、近くにいってみると、上部の木枠が一部砕けてなくなっていたり、砕けてない部分も劣化が進んでおり、強度が保たれていない状況でした。下の木枠の部分も確認すると上部ほどではありませんが、かなり劣化が進んでいる状況が触ったりした感触(触ると木が柔らかくなっている感じ)でわかる状況でした。

劣化した木製フェンス
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木製のフェンスは、フェンスの後ろの鉄骨フレーム部分にステンレスの線で取り付けられていました。鉄骨を確認すると、鉄骨フレームや鉄骨支柱自体は、特に問題のない状況でしたので、木製のフェンスのみを新しいものに交換する方法を考えることにしました。

劣化した木製フェンス固定の鉄骨支柱
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お客様は、また、木製の新しいフェンスに交換すると、同じように劣化していくことを懸念されていました。そのため、交換するなら、樹脂などの木製よりも耐久性のあるものでの交換を希望されていました。

今回、現地調査をして気になったのは、目隠しフェンスの前にあるアルミフェンスの支柱と目隠しフェンスを取り付けている鉄骨フレームとのすきまの寸法が思いのほか狭いことでした。既存の木製フェンスもその狭さゆえに、木枠の一部を切り欠いて設置されていました。

木枠が切りかかれて設置されていた木製フェンス
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鉄骨フレームとアルミフェンス支柱はそのままですので、このすき間に納まる薄い樹脂フェンスを探す必要がありました。いろいろと探しましたが、この鉄骨フレームとアルミフェンスの支柱の間に納まる薄い目隠しフェンスを見つけることができませんでした。仕方がないので、再度、あたらしい木製フェンスを一部切り欠いて設置することも考えましたが、この一部切り欠いて設置する方法を、樹脂のフェンスでもできないかを検討することにしました。いろいろな樹脂フェンスを検討すると、一部の樹脂フェンスで可能ではないかと思われ、そのフェンスを切り欠き加工して設置するお見積りでご検討していただくことにしました。

外回りの目隠しフェンスの劣化等、気になる部分がございましたら、現地調査・お見積りは無料で行っておりますのでお気軽にご連絡ください。