最近、網戸の張り替えをご依頼いただいたマンションにお住いのお客様のお宅でのこと。
網戸についてのお話を伺うと、「以前、張り替えたばかりのときから、すぐに網戸がたるんできてしまって…」とのことでした。
確かに、網戸を張り替えるために外した網戸を拝見すると網戸のネットの片側がゆるんでいて、見た目もあまり良くありません。
網戸のたるみ、よくある原因は?
網戸のネットがたるんでしまう原因はいくつか考えられます。
例えば、
• 経年劣化によるネットの伸び: 長年使用していると、ネット自体が紫外線や風雨にさらされて伸縮し、たるんでくることがあります。
• 物理的な衝撃: 何かにぶつかったり、無理な力が加わったりすることで、ネットが引っ張られて部分的にたるむことも。
• 張り方が不適切: 張り替え時にネットを十分に引っ張れていなかったり、均一に張れていなかったりすると、後からたるみが出てくることがあります。
しかし今回のお客様の場合、張り替えてからすぐの段階で網戸の網のゆるみを感じたとのことでした。
外した網戸の状態を確認させていただくと、あることに気づきました。
今回のたるみの真犯人は「ゴム」だった?
網戸のネットは、網戸枠の溝に「押さえゴム」というゴムを押し込むことで固定されています。

この押さえゴムがネットをしっかりと押さえつけることで、ネットがピンと張られた状態を保つことができるのです。
今回のお客様の網戸をよく見てみると、この押さえゴムが、同じマンションの他のお部屋で見た網戸のゴムよりもやや細いのではないか、という印象を受けました。
押さえゴムが細すぎると、ネットをしっかりと固定しきれず、わずかな振動や風圧、あるいはネット自身の重みで徐々に緩んでいってしまう可能性があります。
実は、網戸の溝の幅はメーカーや種類によって様々で、それに合わせて押さえゴムの太さも何種類かあります。
適切な太さのゴムを選ばないと、以前のような「張り替えたばかりなのにたるむ」という現象が起こりうるのです。
お客様は、たるみに気づいてはいたものの、網戸の張替えをお願いしたところにも連絡せずに、そのままにされていたとのことでした。
網戸のたるみを放置しておくと、
• 虫の侵入: ネットと枠の間に隙間ができ、小さな虫が簡単に入ってきてしまいます。
• 見た目の悪さ: たるんだ網戸は、窓まわりの印象を損ねてしまいます。
網戸のたるみは悪くなることはあっても良くなることはありませんので、いつか直すのであれば早く対応することがおすすめです。
適切な押さえゴムでしっかりと解決!
今回は、適切な太さの押さえゴムを使用し、網戸の網を張り直させていただきました。


もしご自宅の網戸にたるみが見られるようでしたら、もしかしたら押さえゴムの太さが原因かもしれません。
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