こんにちは! オンリーネストの須田です。以前にリフォームを担当させていただいたお客様から、「なんだか建具の扉があきらかにしぶい感じがする」とご連絡をいただき、その日の夕方にメンテナンスにお伺いしました。

季節の変わり目に多い建具のお悩み

冬場に時期にリフォームで交換させていただいた室内の建具。お引渡し時にはもちろん問題なかったのですが、気温が上がり、湿度が高くなるこの時期は、建具のトラブルが増える傾向にあります。

建具に限らず、壁下地なども湿気を吸うことで膨張し、乾燥すると収縮するという性質を持っています。今回も、夏の湿度の影響で建具や壁がわずかに膨張し、枠との隙間が狭まってしまったことが原因と考えられました。

朝方はもっとしまりが悪かった

お客様宅に到着し、問題の建具を拝見すると、確かに扉が枠の金物にぎりぎりの状態になっていました。お客様によると朝の時点ではもっと渋かったとのことですが、昼頃には、その渋さは無くなったとのことでした。
エアコンをつけて乾燥したことが、当たらなくなった要因と考えられました。

丁番で調整

今回設置させていただいたのはパナソニック製の建具。丁番(ちょうばん)の部分には、扉の左右位置を微調整できる機能が備わっています。

微妙な調整

今回の調整では、隙間を広げるというよりは、「ぎりぎり当たらない」という微妙な調整にとどめました。これには理由があります。必要以上に調整してしまうと、今度は乾燥した時に隙間が広がりすぎてしまい、見た目が悪くなる可能性があるからです。

この丁番の調整機能を使い、ほんの少しだけ丁番側に扉を寄せる調整を行い、メンテナンスは完了しました。
これからも、安心して住まいのお悩みをご相談いただけるよう、迅速かつ丁寧な対応を心がけてまいります。
オンリーネスト株式会社  神奈川県横浜市西区みなとみらい4-4-2 担当 須田