お客様より、引き戸が枠になたるので見てほしいとのご依頼があり、お伺いすることになりました。
お伺いして、引き戸を動かして確認しようとすると、確かに枠にあたってそれ以上は、力を入れないと動きずらい状況でした。
原因を調べるために、まずは、枠が曲がっていないかを確認することにしました。枠が垂直かどうかを測定するもので確認しました。確認すると、枠は、ほぼ垂直であることがわかりました。
次に、引き戸自体が反っていないかを確認することにしました。建具に水平器と呼ばれる定規を当ててみることにしました。
定規を当てると、引き戸との間に隙間ができました。ずれた部分でも確認しましたが、同じ状況でした。
今回は、引き戸が反っているために、枠にあたっている状況でした。考えられる原因としましては、建具の材料自体が良くなかったためか、建具の設置されている環境によって起こったことなのか、その両方なのか、その時点で判断することは難しい状況でした。
原因が不明ではありますが、この引き戸の反りを修正することは、現状では難しいと感じられたため、お客様へは、建具を新しいものにする必要があることをお伝えしました。
引き戸の調子が悪い等気になることがございましたら、現地調査・お見積りは無料で行っておりますのでお気軽にご連絡ください。