横浜市で、ユニットバスのあたりから、下の階の部屋へ漏水しているようだが、どこから漏れているのか調べてほしいとのご依頼がありました。依頼があった時点では、下の階の部屋への漏水の原因がはっきりしていない状況でした。
現地調査開始
お伺いして、先にお話を聞くと、いつも下の階に漏れているわけではないことがわかりました。
水道メーター確認
まずは、水道メーターを見て、水を使っていない状況で針が動いているかどうかを確認しました。少しの時間の間ずっと見ていましたが、動く気配はありませんでした。このため、給水管や給湯管からの漏れの可能性は低くなりました。お客様のお話とも合っている状況でした。
排水管からの漏水確認
次に、排水管からの漏水を確認することにしました。まずは、浴槽に水をためてから流してみることにしました。流してみると下の階への漏水はありませんでした。
少し時間をおいてから、次に洗い場の排水口にシャワーで水を流してみました。ある程度の時間流しましたが、こちらも下の階への漏水はありませんでした。このことから、排水管からの漏水の可能性は、かなり低いと思われました。
洗い場でシャワーを使う状況を再現
次に、洗い場で普通にシャワーを使う状況で確認することにしました。確認すると、シャワーの一部がユニットバスの壁の部分にもかかることがわかりました。水がかかっている壁の部分を見るとかなり劣化が進んでいる状況でした。少し継続してシャワーを使っていると、下の階への漏水が始まりました。
ひとつひとつ確認をしていくため、ここまで調べるのに3時間くらいの時間が経過しています。
下の写真は、ユニットバスの壁が劣化している部分になります。


漏水の原因はユニットバスの劣化
このことから、漏水の確実な原因の一つは、ユニットバスの劣化によるものであると思われました。
お客様へは、ユニットバスの交換をご提案することにしました。
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