横浜市神奈川区のマンションで和室の畳から防音フローリングに変更したリフォームの施工状況になります。
施工前写真

リフォーム工事内容
畳を撤去して高さ調整のために木下地を組んで防音フローリングを張っていきます。
その他のリフォーム内容
壁と床の間に新しく木巾木を取りつけます。
天井と壁のクロスは張り替えます。
長押については、撤去します。
リビングと和室を仕切っている建具や敷居は既存のままで再利用の予定です。
押し入れについても襖紙は張り替えますが、その他は、既存のままの予定です。
リフォームの工事の順番
エレベーターや工事場所の養生
工事のはじめに、マンションのエレベーター内や室内の床部分を、工事中傷つけないために、養生(材料などの搬出入時や工事中に傷をつないための保護)をしていきます。
畳の撤去と材料の搬入
その後、畳を撤去して、工事で使用する材料を搬入します。畳を撤去すると、置床(高さを調整できる金物で板を支える構造の床)と呼ばれる床下地が見えてきました。今回は、この置床部分は撤去しないで、この置床の上に、畳とフローリングの厚みの違いを調整して、解消するための床下地を作っていきます。
下の写真は、畳を撤去して床下地を組む木材を搬入したところです。

上の写真で見えている床下地が置床になります。
木下地を接着剤併用で固定

木の取り付けには、しっかりと固定するため、接着剤も併用していきます。
木下地の位置決めも重要
木下地の位置については、その後にはる合板とフローリングの接続部分どうしが同じ位置にないようにするため(接続部分が同じになるとその重なった部分の動きが大きくなり仕上がったあとのフローリングとフローリングのつなぎ目部分の劣化が早まります。)、事前にフローリングのはり方や張り出す位置を決めておいて、その位置をもとに木の下地の取り付け位置を決めて取り付けていきます。
合板の貼り付け
木下地の後には合板と呼ばれる木の板をとりつけていきます。合板を貼るときにも接着剤を併用します。
下の写真は、合板を張ったあとに、防音フローリングを張る準備をしている写真になります。

防音フローリングの貼り付け
今回は、防音フローリング(階下への音を軽減するためにクッション材の付いた床)を使うため、フローリングを接着剤ではりつけていきます。

はりつけ時には、フローリングとフローリングの接続部分にわざとほんの少し隙間をとっていきます。(床材ごとに、はり方についての指定があることが多いです。)隙間をとることで、湿気や温度で床材が伸びたときに、突き上げ等の不具合が出にくいようにしています。
幅木の取り付け
フローリングをはりつけた後、壁と床の境目に幅木をつけて、畳からフローリングにする大工工事は、完了しました。この後、壁紙や襖紙を張り替えていきます。
壁紙の貼り替え完了
壁紙まで完了して襖の貼り替えがこれからの状況の写真になります。

養生の撤去片付け
傷をつけそうな作業や埃が出る作業が終了すると養生を撤去して片付けます。
襖紙の貼り替えは工場で
最後に襖を貼り替えて工事完了となります。襖については、収納内部に作業中の埃が入らないように、ほこりの出る工事が完了した後に、襖を外して一度工場に引き下げて、襖を張り替えた後に再度搬入して取り付けてすべての工事が完了となります。
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