こんにちは!今回は、マンションの掃き出し窓の下枠改修工事の様子をご紹介します。

長年の結露による劣化で傷んでしまった下枠に、耐久性の高い樹脂製カバー材を貼り付ける工事をおこないました。

結露による劣化…こんな症状ありませんか?

結露イメージ

掃き出し窓の下枠は、室内外の温度差によって発生する結露の影響を非常に受けやすい箇所です。

特に冬場は、窓ガラスに付着した水滴が下枠に流れ落ち、木材であれば腐食の原因になります。

今回の下枠部分も、長年の結露によって表面のシートがはがれてきて、ところどころ下地が膨れてきている状態でした。

長年の結露によって表面のシートがはがれてきて、ところどころ下地が膨れてきている。

このまま放置すると、さらに劣化が進み、美観を損ねるだけでなく、枠の構造自体に影響を及ぼす可能性もあります。

確実な下地補修が耐久性の鍵

今回の窓下枠の改修工事では、まず劣化した部分を丁寧に撤去することから始めました。
ノミを使って、傷んだ箇所や、今後浮いてきそうになっている部分を少しずつ慎重に削り取り、健全な下地を露出させていきました。

下枠の傷んだ箇所や、今後浮いてきそうになっている部分を少しずつ慎重に削り取る作業を行っています。


この作業は、新しいカバー材をしっかりと固定し、将来的な再劣化を防ぐために非常に重要です。

劣化した部分を除去した後、補修材で平滑に整えました。

窓下枠の劣化した部分を除去した後、補修材で平滑に整えました。


その後、補修材が乾いて、しっかりした状態になるのを待って、補修した表面を研磨しました。

樹脂製カバー材で耐久性と美観を両立

補修が完了したら、いよいよ新しい樹脂製カバー材の取り付けです。
今回使用したのは、耐水性・耐久性に優れたフクビ化学工業株式会社の製品になります。
これにより、今後の結露による劣化をいままでよりも、抑制することができます。

カバー材の必要寸法を採寸して、現場でカット、調整されたカバー材を、専用の接着剤で下枠にしっかりと貼り付けていきます。
カバー材を貼り付けた後の、既存のサッシとの隙間には、これも専用の隙間を埋める材料で隙間うめを行いました。

施工完了

マンション掃き出し窓の下枠を樹脂製カバー材でリフレッシュ!

全ての作業が完了し、真新しい樹脂製カバー材が取り付けられた下枠は、美しく生まれ変わりました。

マンションの窓枠やサッシの劣化でお悩みではありませんか?

「うちの窓も結露で傷んでいるかも…」「部分的な補修で済むのか不安…」といったお悩みがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。

お客様のお住まいに合わせた最適なご提案をさせていただきます。

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