先日、以前に洗面化粧台の交換リフォームをご依頼いただいたお客様から、「洗面化粧台の側面のプラスチックの見切り材が飛び出てきたので直してほしい」とのご連絡をいただきました。リフォームで設置したのは、タカラスタンダードの洗面化粧台です。

訪問して状況確認

さっそくお客様宅へお伺いし、状況を確認。たしかに、洗面ボウルと化粧台の箱の間のプラスチックの見切り材が、一部飛び出している状態でした。

タカラスタンダードの洗面化粧台、見切り材が飛び出してきた。
タカラスタンダードの洗面化粧台、見切り材が飛び出してきた。

洗面化粧台の両側の見切り材が飛び出てきていました。

メーカーメンテナンスによる修理

まずはメーカーであるタカラスタンダードのメンテナンスの方に来ていただき、見切り材を一度外して再設置してもらい元の状態にはもどりました。

これで問題が解決したのか?

しかし、これだけで本当に問題が解決したのか、お客様も私も少し不安が残りました。そこで、タカラスタンダードのメンテナンスの方がお帰りになった後、私なりに原因を考え、今後の対策を施すことにしました。

原因の特定

洗面化粧台の隣には洗濯機が設置されており、洗濯機が稼働する際の振動が洗面化粧台に伝わって見切り材が飛び出てきたと考えられました。

洗濯機が稼働する際の振動が洗面化粧台に伝わって洗面化粧台の見切り材が飛び出てきたと考えられました。
振動によるズレの解消で再発防止へ

実際に洗面化粧台を調べてみると、洗面ボウルと化粧台の箱部分の間にわずかな遊びがあり、少し力を加えるだけですこし動くことがわかりました。このボウルと洗面化粧台の箱が、洗濯機の振動でずれて動くことによって、見切り材が徐々に飛び出してきていたのでした。

シーリングでボウルと箱本体を固定

そこで、この動きを完全に止めるため、洗面ボウルと化粧台の箱部分の接合部をシーリング材でしっかり固定する作業を行いました。シーリングを施すことで、洗濯機の振動が伝わってもボウルと本体がズレて動くことがなくなり、見切り材が飛び出てくるのを防ぐ効果が期待できます。

お客様にも今回の対応をご説明し、修理を完了しました。

同様の事例があるのでは

自分にとっては、初めての経験でしたが、同じような事例がほかでもあるのではないかと思われる内容でした。

お問い合わせ先

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