今回は、以前漏水確認のために開口した洗面所の床部分を、今後のメンテナンスも考慮した床下点検口としてリフォームした事例をご紹介します。
きっかけは突然の漏水…
洗面所の床を開口したきっかけは、突然の漏水で、漏水個所を確認するために、緊急に洗面所の床を開口したとのことでした。

漏水確認から点検口への転換
漏水箇所を特定し、修理が完了したものの、そのまま開口部を塞いでしまうのはもったいない、とお客様は考えました。
洗面所の床下は、給水管や排水管、そして給湯管など、様々な配管が集中している場所です。
将来的なメンテナンスや万が一のトラブルに備えて、この開口部を点検口として活用したいとのお客様のご要望でした。
配管が多くても安心!確実な床補強
洗面所の床下は、給水・給湯管、排水管が縦横無尽に走っており、開口部の床の補強には特に注意が必要でした。
通常の床下点検口の設置と異なり、既存の開口部を活かすため、床をささえる置床の脚の位置関係を慎重に確認しました。
配管を避けつつ、強度を確保するために、新たな置床の脚で開口部を補強することにしました。
上から人が乗ってもたわんだりしないよう、注意を払って施工を進めました。
この一手間が、長期にわたる安心へと繋がります。

床全体を貼り替えなくてもOK!部分施工のメリット
今回のリフォームでは、床全体の貼り替えは行わず、点検口部分のみの施工に留めました。
これにより、工期を短縮できただけでなく、費用も抑えることができました。
既存の床材と出来るだけ調和するよう、新しい点検口の蓋は既存の床のクッションフロアーの色味に近いクッションフロアーを選定しました。
下の写真は、床下点検口の蓋の仕上げ材のクッションフロアーを貼るために、蓋に使用する合板に接着剤を塗ったところです。

安心を手に入れたお客様
これで、もしもの時もすぐに床下の状況を確認できるようになりました。

水回りのトラブルは、早期発見が何よりも重要です。
点検口を設置することで、ご自身でも床下の状況を定期的にチェックできるようになります。
ご自宅のメンテナンスで気になることがございましたら、お気軽にご相談ください!
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