横浜市にお住まいのお客様より、キッチンの排水がつまったようなので、見てほしいとのご依頼があり、お伺いすることになりました。

現地調査

お伺いして確認すると、キッチンの排水管を差し込んでいる床下からの排水管の立ち上がりの口の部分から、排水が逆流して漏れている状況でした。

つまりの位置を確認

まず、差し込まれているキッチンの排水管を抜いて、床下の排水管に詰まり改善用のワイヤーを差し込んでみると、すぐに手ごたえがありました。

どうも、排水管の最初の曲がりの部分に何かがつまっているようでした。

少しの時間、ワイヤーでつついていると、すこし水が流れるようになりました。

以前にキッチンの位置を移動するリフォームを行っていた

お客様から、現在までの経緯をお伺いしてみると、以前にキッチンのリフォームを行っているとのことでした。

その時にキッチンの位置もどうやら移動したようです。

リフォーム後に排水管の高圧洗浄

また、そのリフォーム後、キッチンの排水管がつまったため、排水管の高圧洗浄を行って、つまりは解消したとのことでした。

高圧洗浄をしたのが、2年から3年くらい前とのことでした。

お話をお伺いしての違和感

お話をお伺いしている中で、高圧洗浄をして、2年から3年で排水がつまるのは期間として早すぎるように感じました。

お客様の使い方の問題ではなく、排水管に何か問題があるのではないかと思い、床下の排水管を見ることにしました。

床下の排水管を確認

コンクリート基礎の通気口からキッチンの排水管が見えそうだったので、のぞいてみることにしました。

排水管を見てみると、排水管の勾配に違和感を感じたため、水平を見ることができる機械で確認することにしました。

下の写真は、排水管の勾配を確認している写真になります。

キッチンの排水管の勾配をレーザーの水平で確認しています。

写真の少しだいだい色に光っているのが、水平を見るためのレーザー光線になります。

横浜市でキッチンの排水管の勾配をレーザー水平器で測定しています。

レーザー光線と排水管の勾配を比べてみると、排水管が逆勾配になっていることがわかりました。

手前が地中に入っていく部分の排水管の位置で、斜め奥に向かって排水管が伸びていて、その先にキッチンがあります。

キッチンの移動を伴ったリフォームで排水管が逆勾配に

今回、排水がつまった原因として考えられるのは、キッチンの移動を伴ったリフォーム工事の時に、新しくつないだ排水管が逆勾配になってしまっていたことでした。

また、前回とおなじように高圧洗浄をしても、一時的な解決にしかならないため、排水管をつなぎ直して勾配を直す必要がある事をお話ししました。

キッチンの移動を伴うリフォーム後に、何度も排水管が詰まる場合、排水管の勾配が逆勾配になってるかもしれません。その時は、一度、排水管の勾配がきちんとなっているか確認するとよいかもしれません。

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