今回は、横浜市鶴見区であった「収納扉が閉まらなくなった」というお困りごとの、具体的な解決事例をご紹介します。
長年使っている収納扉が、ある日突然ぴったり閉まらなくなること、ありますよね。
今回お伺いしたお客様宅では、漏水事故に伴って収納の扉が閉まらなくなりました。
予測にはなりますが、木下地が水分を吸って変形したのが原因のようです。
無理に力を入れて閉めようとすれば閉まるのですが、修理が必要な状況でした。

そこで、この干渉部分を解消するため、片側の扉をわずかにカットする修理をご提案しました。
扉のカットと聞くと、大掛かりな工事を想像されるかもしれませんが、ご安心ください。
今回は、扉全体のサイズを変えるのではなく、干渉しているごくわずかな部分を削り取る作業でした。
ミリ単位の精度で慎重にカット。
この繊細な作業が、修理後の扉の隙間がきれいに見えるためには重要です。
カットしたままの扉の断面は、木材やMDFなどがむき出しになり、見た目も悪く、湿気にも弱くなってしまいます。
そこで、カットした部分には、元の扉の色柄に似た小口テープを丁寧に貼り付けました。
小口テープを貼ることで、断面が保護され、美しく仕上がります。
修理後
修理後、扉はスムーズに開閉し、カチッと音を立ててしっかりと閉まるようになりました。

収納扉の不具合は、日常生活の小さなストレスになりがちです。
もしご自宅の収納扉が閉まらない、開けにくいなどのお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
今回の工事の費用の目安
今回の工事の費用の目安はおよそ26,000円になります。
