塩ビシートとカーペットの種類と特徴についてになります。
1.塩ビシート
塩ビシートは、塩化ビニル樹脂を主原料として、シート状に成型した床材です。
クッションフロアー
発砲層のある床材で、トイレ、洗面所、キッチンの床で多く使われます。弾力性があり、歩行感が良く水がしみこまないのが特徴です。
フローリングやタイル、石の柄など多くの柄があります。
通常、住宅で使用されているものは、厚みが1.8mmのものになります。素材を丈夫にした厚み2.3~2.6mmの住宅の玄関や店舗でも使用可能なものもあります。
ビニル床タイル
正方形や長方形のような形状の硬質塩化ビニル床材です。厚みは2.5mm~3mm程度で発砲層がないため、歩行感は硬い感じとなります。店舗で多く採用されていますが、住宅でも水回りで多く使われています。こちらも多くの柄があります。
長尺塩ビシート
病院などでも採用されている床材になります。歩行感は発砲層がないため硬い感じとなります。お掃除のしやすい素材です。
カーペット
カーペットは、厚みがあり柔らかい歩行感が特徴の衝撃吸収性や保温性に優れた床仕上げ材です。また、防音性に優れているため、下階への音の問題が起こりやすいマンションなどの床材に適しています。よくない点としては、掃除がしにくく、ダニが発生しやすいところです。
素材としては天然繊維には、絹やウールがあります。
絹は優雅な感触を持つ素材です。
ウールは、羊毛が原料で通気性や吸放湿性、保温性に優れています。
化学繊維では、ウールに似た性質のアクリル、ほかにナイロン、レーヨン、ポリエステル、ポリプロピレンがあります。
タイルカーペット
タイルカーペットは、カーペットをタイル状にしたもので、50cm角、40cm角のものがあります。汚れた場合にその部分だけ取り換えられるのが利点です。
事務所の床によく使われています。
以上となります。
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