石と人工石の種類や特徴についてになります。
1.大理石
石肌の美しい自然石です。高級感があり、住宅では、玄関や水回りの床、洗面カウンターなどに使われることが多いです。
酸やアルカリに弱く、外気にさらすと風化しやすいため、どちらかとゆうと内装向きの材料です。
600℃付近で破壊してしまう熱に弱い材料のため、コンロ回りの素材としては、適していません。
トラバーチン、ビアンコカララなどの名前が有名ですが、その他にも産地や色柄によって多くの名前があります。
高級感や硬質感を求める空間で白い空間としたい場合などに適しています。
2.御影石
御影石(花崗岩)は、細かい斑点状の結晶模様が特徴の自然石です。
耐久性は高く、屋内外を問わず使用することが可能です。
御影石は、花崗岩の通称で、神戸市御影が産地として有名だったことからこう呼ばれるようになったようです。
大理石にくらべると、華やかとゆうよりは、重厚な仕上がりのイメージとなります。
色もいろいろな色があります。
3.ライムストーン(石灰岩)
海中の生物の死骸や海水中の成分などが沈殿し、大理石のように変成せず、長い年月をかけて岩となったものです。
吸水性が高く、汚れもつきやすいですが、暖かみのある石です。
4.人工石
天然石に似せて人工的に作った素材です。天然石に近い風合いを持ちつつ天然石にはない均質性と高い強度があります。キッチンや洗面カウンター、浴槽などに用いられます。
人工石には、自然石の混ざった人造大理石と自然石が混ざっていない人工大理石があります。
人工大理石には、アクリル系とポリエステル系があり、アクリル系のほうが、表面が滑らかで、汚れがしみこみにくくお手入れがしやすいです。
まとめ
石には、高級感を漂わせる力があります。リフォーム時の検討の一つになればと思います。