横浜市のお客様より、お風呂の入り口近くの床にシミが出てきたので原因をしらべてほしいとのご依頼がありました。
現地調査
お伺いして確認すると、洗面所の床材（クッションフロアー）のお風呂の入り口近くの部分において黒いシミが出ていました。
床下地に異変
これは、床仕上げ材の問題ではなく、床下地になにか問題が起きているのではないかと思われました。
表面から見ていてもわからないため、床下に潜って確認してみることにしました。
床下調査
床下に潜って、お風呂の入り口部分の下の木を見てみますと、木が一部黒く変色しており、その周りに黒アリがたくさんまとわりついていました。
木が黒くなっている原因については、浴室部分からの漏水が考えられます。
シロアリの蟻道発見
少し離れた部分のコンクリート基礎の部分には、シロアリが作ったものと思われる蟻道がありました。
下の写真が蟻道の写真になります。
現在の状況からの推測
現在の状況から推測すると、お風呂の入り口近くでお風呂から漏水した水が、木部に浸透して、その漏水が原因で黒いシミができ、さらに、その漏水のせいで、入り口下部分にシロアリがとりついて被害が進んだ途中で、今度は黒アリにシロアリが追い出されたのではないかと思われました。
シロアリはいなくなっていた
確認したときには、シロアリは、その周囲にも見られませんでした。
漏水修理の方法
修理の方法としては、お風呂入り口下の木部に今後漏水しないようにする必要があります。
お風呂をユニットバスにする
漏水しないようにするには、お風呂をユニットバスにリフォームする方法があります。方法としては、一番確実な方法になります。
入り口扉を交換しての漏水修理
もう一つは、お風呂の入り口部分を新しいものに交換するのと同時に、漏水をしないように、対策することです。
なぜ扉を交換するのかですが、お風呂の扉をそのままで、漏水を修理することが難しいために、扉を一度撤去する必要があるためです。
おすすめは、ユニットバスに交換することですが、今回は、お客様のご要望もあり、両方のお見積りを見てご検討いただくことになりました。
以上となります。
その後の修理状況
こちらのその後の工事の状況につきましては、こちらからお願いいたします。
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オンリーネスト株式会社
神奈川県横浜市西区みなとみらい4-4-2
担当 須田
