水回りリフォーム(浴室・洗面化粧台・キッチン・トイレ)に関するお客様のいろいろなご相談に対する、ご提案内容や問題点となりそうな注意事項についてになります。
1.浴室に関して
お風呂・浴槽を大きくしたい。
1216サイズから1616サイズにしたい
お風呂を1216サイズから1616サイズにする場合、洗面室側に大きくすることが多いです。
その時に、既存の壁を撤去しても構造上問題がないかの確認が必要となります。洗面室が狭くなる問題も一緒にどうするかを考える必要があります。
浴室を1216サイズから1616サイズに大きくするリフォームは、通常の浴室のリフォームよりも間取り変更を含めた大がかりなリフォームになります。
浴槽や浴室を少し大きくしたい
浴槽を少し大きくしたい場合は、既存の浴槽の大きさにもよりますが、在来工法の浴室からユニットバスにすることで少し大きくなる可能性があります。
マンションの場合、ユニットバスのまわりにスペースがあるときは、浴室自体を少し大きくできる可能性があります。事前の調査で大きくできるかどうか判断します。
お風呂の跨ぎを小さくしたい。
浴槽の跨ぎを小さくする場合には、ユニットバスにする事が多いです。
お風呂の跨ぎ部分が他よりさらに低いユニットバスもあります。
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お風呂入り口の段差をなくしたい。
戸建ての場合は、在来工法の浴室をユニットバスにすることで、入り口段差をフラットにできることが多いです。
マンションの場合は、現在のユニットバスのお風呂の床面の高さくらいが入り口の高さになることが多いです。現状のユニットバスの床が洗面室より高い場合には、お風呂の排水の勾配をしっかりとることが優先されるため、床を下げるのが難しいことが多いです。
お風呂の窓はそのまま活用したい。
既存の窓をそのまま利用できることのほうが多いですが、開け閉めがしづらくなることがあります。
お風呂の窓の位置や形状によっては、既存の窓を利用して、ユニットバスを設置できない場合もあります。
その時は、窓を交換するか、窓はそのままで、ユニットバスに窓を設置しない場合もあります。
窓の条件によっては、ユニットバス設置前に既存窓部分に壁を一部作成しておいて、ユニットバスを設置する場合があります。既存の窓が少し小さく見える感じとなります。

2.洗面化粧台・洗面室に関して
洗面ボウルを割れにくいものにしたい。
樹脂製のボウルのほうが陶器より割れづらいです。
洗面化粧台のボウルの種類は、陶器と樹脂(人工大理石やプラスチック)、ホーローなどがあります。
陶器製は、硬いものを落としたときなどに他の素材に比べるとひびが入りやすいです。良い点としては、汚れが樹脂に比べると落ちやすいところです。
一番割れづらいのは、樹脂製のボウルになります。
洗面化粧台のカウンターの高さを今より高くしたい。
最近の洗面化粧台のカウンターの標準の高さは、80cmとなっているものが多いです。
高さが85cmのものも製品によっては選択することが可能です。
洗面化粧台を造作工事で作成する場合には、ご希望の高さで作成することが可能になります。
洗面室の収納を増やしたい。
収納を増やす場合、洗面室内の使われていない空間を使うことを考えていきます。場合によっては、他の部屋の空間を洗面室の収納に取り込むことも考えていきます。
他には、既存の洗面化粧台をひと廻り小さい洗面化粧台にして、その分を収納に変更することも可能です。

一面鏡を収納付きの三面鏡にすることも収納力アップになります。
また、洗濯パンを既存の物より小さくして、その分も含めて収納を増やすことも考えられます。
壁のあいだにぴったりな洗面化粧台をつけてほしい。
マンションでは、既存の洗面化粧台が特殊な寸法の場合がよく見られます。これは、マンションの新築時に既製品の寸法を考慮してプランが作られていないためです。
決まった寸法の洗面化粧台では、入らなかったり、少し隙間ができたりきれいに収まらない場合があります。
そのようなときには、少しの寸法であれば、壁のほうを調整したりすることもあります。
また、幅をオーダーで調整できる洗面化粧台やカウンターをカットできる製品もあります。
メーカーによっていろいろなラインアップがありますので、ご要望を聞いてご提案することが可能です。
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また、造作工事で洗面化粧台をつくることも解決策の一つです。寸法や素材の自由度がかなり広がります。
洗面化粧台のデザインを好みのタイプにしたい。
洗面化粧台のデザインや、扉の面材を選びたい場合など、そのご要望にあわせて、洗面化粧台を作ることがあります。
水栓やボウル、カウンターなども組み合わせてお好みに近づけていきます。
費用としては、既製品の高級タイプの洗面化粧台くらいになることが多いです。
3.キッチンに関して
ステンレスカウンターか人工大理石のカウンターどちらがよいか?
ステンレスカウンターの良いところは、人工大理石に比べてシミがつきにくいために、お掃除が楽なところです。
人工大理石の良いところは、いろいろな種類や色が選べるところです。明るいイメージが出しやすいです。
人工大理石は、種類によってお掃除のしやすさに差があります。キッチンメーカーごとにいろいろな種類が出ていますので実際にショールームで見ていただくと良いかと思います。(ショールームには、ほかの素材のカウンターもありますので選択肢が広がる可能性もあります。)
お掃除優先の方は、ステンレスカウンターを選ばれることが多いです。
既存のキッチンも人工大理石でお掃除を苦にされない方や、せっかくリフォームするのだから、ステンレスから変えたいと思われている方は、人工大理石を選ばれる方が多いです。
食器洗い乾燥機が必要かどうか?
食器洗い乾燥機は、今までついていたのをやめられる方がかなりの確率でおられます。
理由は、ほとんど使わないとのことでした。
また、最初から、必ず必要との方もおられます。
食器洗い乾燥機は、洗うことに関してよくなってきてはいますが、ある程度洗ってから入れないと汚れがよく落ちないことがあります。乾燥までしてくれるところは、非常に良い点だとも思います。
洗っているときの音に関しましては、音に敏感なかたは、特にリビングにキッチンが近い場合、静音タイプを選ばれるとよいかもしれません。
使ったことがない方は、使っている方に使い勝手を聞いてみると自分の思っているイメージと違うのかどうかがはっきりするかもしれません。
イメージとしては、非常に個人差の大きい選択になっています。
自動水栓にするかどうか。
自動水栓は、使われている方の印象としては、非常に使い勝手が良いようです。
問題は、壊れたときにどうなのかとの懸念が少しあるようです。
キッチン吊り戸部分の電動昇降収納について採用するかどうか。
電動昇降収納(スイッチで下がってきたり上がったりする吊り戸部分の収納)につきましては、設置後に、満足されている方が多いです。
特に背が低めの方には、メリットが大きいように感じます。
IHかガスコンロにするか?
火事を気にされている方は、IHにする方が多いです。
ガスコンロは、お料理がお好きな方が選ばれることが多いです。
お掃除だけで考えると、IHのほうが簡単です。
機器の寿命については、ガスコンロのほうが製品としての寿命が短いイメージです。(実際のリフォームで感じる交換頻度からです。)
IHの火力については、通常の料理では、気にならない感覚です。
IHで冷凍のフライドポテトを揚げるのは、ガスに比べるとかなり時間がかかります。
キッチンのごみ置き場をどうするか。
ごみ置き場につきましては、リフォームの計画段階で決められることが多いです。
最初から、このごみ入れ容器を使うといった形で考えることが多くあります。
上記の場合、そのスペースを確保する計画を事前にします。
キッチンメーカーの収納のごみ箱を利用する場合もあります。
キッチン関連の収納場所を確保したい。
収納場所を確保するために、キッチンのレイアウトを変更することが多くあります。
また、パントリーや、何でも入れられる収納をつくると、非常に好評でした。
最近はキッチン対面用の造作カウンターの裏側部分に、調味料入れ等のスペースが欲しいとのご依頼が増えてきています。(既製品でもこのタイプがあります。)
吊り戸の高さを大きくするのも収納を増やす手段の一つです。
対面キッチンが可能かどうか?
それぞれの条件の中で検討することになります。レンジフードの排気と排水が問題となります。この問題をクリアできれば可能になることが多いです。戸建ての場合のほうが、問題のない可能性がマンションよりも高いです。
マンションの場合、竣工時の設計図や現地状況をよく確認して検討していきます。
マンション、戸建てともにできる可能性はわりと高いです。
キッチン吊戸棚が窓にかかってくるが問題ないか。
キッチンの前に窓がある場合が多くあります。
吊戸棚が窓にかかってくる場合がありますが、その時には、吊り戸背面に下がり壁を作成して吊戸棚を設置することが多いです。
今までよりも、窓が吊戸棚で隠れるために開放感は少なくなります。
家電収納をキッチンメーカー品にするか家具を採用するか。
キッチンの面材と一体感を出したい場合には、キッチンメーカーの物が良いかもしれません。また、壁に固定されますので、地震の時は倒れづらいです。
キッチンメーカー品のデメリットとしては、家具と比べると費用が高くなることが多いです。
キッチンの面材が白の場合は、色で気にする必要は、あまりないかもしれません。
家具を選ばれる方も多くいらっしゃいます。
冷蔵庫のスペースを大きくしたい。
冷蔵庫のスペースを広げたいときは、既存の壁や横にある収納が問題になる場合があります。
冷蔵庫の横にある壁を取り除いたり、冷蔵庫の場所を変更することもあります。
将来の冷蔵庫の大きさを考えて検討することになります。
4.トイレに関して
タンクレストイレにしたい。
タンクレストイレを取り付けるときに問題となるのは、手洗いをどうするかと給水の為の止水栓の位置です。
手洗いについては、トイレ内に新たに作る場合と近くの洗面化粧台を利用する場合があります。
止水栓の位置については、そのままで使う場合には、リフォーム用の配管を使います。良くない点は、その配管が見えることです。配管をなくしたい場合には、止水栓の位置を交換するトイレに合わせて移動する必要があります。
トイレを広くしたい。
階段下のトイレの時
戸建ての階段下のトイレの場合には、トイレの後ろの壁を撤去・移動してひろくする場合があります。
マンションの時
間仕切り壁の位置を変更して広くしていきます。そのために他の部分にも影響がでます。
トイレをコンパクトなものにする
トイレを現在のものより小さいものにすることでトイレの前の部分をすこし広くすることが可能になります。
トイレと洗面室を一体で考える
トイレを洗面室に取り込むことで、広い空間を確保することが可能になります。
トイレの床のたわみを直したい。
床を直す場合には、トイレを一時取外す必要があります。そのためトイレの交換と一緒に床を直す場合が多いです。
トイレに単独の手洗いをつけたい。
手洗いの排水がトイレの排水に接続することが出来るトイレとセットになっている手洗い器をつけることがよくあります。(マンションでは、この形が多いです。)
もちろん、単独で設置することもできますが、その場合、給水と排水の工事を別にする必要が出てきます。
ウォシュレットの操作を壁リモコンにしたい。
ウォシュレットで壁リモコンのタイプを選定します。電源は、電池ですのでそのための電気工事は不要です。
ウォシュレットの操作する部分が、お掃除に邪魔とのことで、壁リモコンにしたいとのご要望が多いです。
トイレに収納をつけたい。
吊戸棚を設置する場合や、収納付きのトイレのご提案、入り口上に棚を設置する等、ご要望に合わせて決めていくことが多いです。
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